ローヤル

テイスティングレビューの記事数ですが、サントリーが少なくニッカの方が断然多いという・・・ｗ
そんなわけでサントリーのテイスティングレビューを少しでも増やすべく、ちょっと酒屋に見に行ってきました。

そこで購入してきたのが、こちらのローヤルです。
フルボトルまでは、買う気になれませんでしたのでミニボトルですｗ

ウイスキーの紹介

1960年に発売されたローヤルですが、サントリー創業60周年を記念して作られたボトルです。
そして創業者でもある、鳥井信治郎氏がブレンドした傑作の1つですね。

もう既に、発売後56年もの歳月が経過しているとは凄いですね。

ローヤルのあの独創的な、他のどんなウイスキーにも似ない瓶。その形は、漢字の「酒」のつくりの部分、「酉」をかたどっています。この文字は、十二支の十番目の「とり」にあたると同時に、酒の壺、酒器をも意味します。また、微妙なカーブを描く栓は、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものです。40年経った今も世界の人々に愛され続けているこのボトルデザインは、まさに鳥井信治郎の傑作ウイスキーにぴったりの意匠といえるでしょう。

参考；ローヤルのボトルと歴史

初めて見た時は、変わったデザインだなーと思っていましたが、こうしてみると色々な思いが複雑に込められたボトルデザインなんですね。

この独特のボトルはシルエットで見れば、ラベルを見なくても「ローヤル」だとわかる素敵なボトルデザインですね。

スリムボトルもありますが、こちらの酉デザインの方が好きですね！
今回のこちらはミニボトルの180mlですが、ボトルデザインは700mlと同じなんですよ！！！
これが結構嬉しいです。そして、ちゃんとコルクキャップ仕様です。

ローヤル　ROYAL
alc.43%
容量180ml

香りと味について

さて、それではローヤルのテイスティングレビューに進みたいと思います。

色は明るいゴールドカラーですね。
ハチミツを思い起こす綺麗な色です。

香り

樽由来の木質的な香り。思ったよりもアルコールの香りが強くやってきます。
シロップの様な、甘い香り。リンゴの爽やかさ。
ピーティさやスモーキーさは感じられず。

ボトルデザインから、もっと個性があるかと思いきや案外普通ですｗ

味

口に含んでみると、爽やかなリンゴの香りがしますが、それよりもアルコール感がちょっとキツイなと思いました。
甘みは香りと同様のシロップの様な甘みの後に、スパイシーな感じがきます。

思ったよりも少し単調な味わいです。
時間と共に味わいが次々に変化していく、という事が見受けられないんですよね。
何と言うのでしょうか、奥行きというか深みというか・・・表現しにくいのですが、ちょっと寂しい感じです。

今回テイスティングに使ったグラスはこちら

最後に・・・

このローヤルですが、フルボトルで店頭では\3,000程度の価格で販売されているわけですが、価格の割りにはちょっとアルコール感などが強く出てきていたり、正直な所割高感が否めないと思います。

この\3,000という価格も決して安いわけではありませんので、ちょっと物足りない感が残ってしまいますね。
ローヤルという名前に負けない位に、素敵なブレンドになる事を期待しています！

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