スコッチとバーボンの違い

      2016/11/18

スコッチとバーボンですが、知っているようで知らない違いというのでしょうか。
私は、ウイスキーを飲む前は呼び方が違うだけで、変わらないよ!とか思っていましたw

実際は色々と違う部分もあり、実は厳しい区別をされているんですね。
そんなスコッチとバーボン、その違いは何か?という事をこちらでスッキリしたいと思います。

私と同じ様に、一緒だよ!と思われている方、ぜひとも違いを知ってください。
違いを知ると、飲む時の話のネタにもなりますしね!w

スコッチとバーボンの呼び方について

皆さん普段はスコッチという呼び方よりも、「ウイスキー」という呼び方をされる方が多いのではないでしょうか?
実際の所、私も「ウイスキー」と呼ぶ事が大半ですね。

そしてこのスコッチという言葉ですが、「スコッチ・ウイスキー」という言葉を、我々が略して「スコッチ」と言ったり「ウイスキー」と言ったりしているわけですね。

そして、実はバーボンもウイスキーなんですね。
「バーボン・ウイスキー」という言葉を、略して「バーボン」と言ったりしているんです。

では、次から一歩踏み込んだ事を、知っていきたいと思います。

スコッチ・ウイスキーとはどういうもの?

まずは、どういうものを「スコッチ・ウイスキー」と呼ぶのかという事を見てみます。

  • スコットランドの蒸溜所で蒸溜されたもの
  • 水と大麦を原料とすること
  • 糖化から発酵、蒸溜、熟成までスコットランドで行われたもの
  • 3年以上の期間において熟成されていること
  • 最低でも40%以上のアルコール強度であること

参考;Wikipedia スコッチ・ウイスキー

これらの条件は、2009年「スコッチ・ウイスキー規則」により、定められています。
本当はもっと細かく色々と定義されているのですが、一部抜粋としました。

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NAのウイスキーも、3年以上は熟成されているわけなんですね。
最近発売されたウルフバーン蒸溜所のウイスキーは、3年熟成で販売しましたよね。

国産では、アルコール度数が37%もありますが、スコッチ・ウイスキーではNGなわけです。
こう見ると結構厳しい規定に縛られていますね。

バーボン・ウイスキーとはどういうもの?

次に、バーボン・ウイスキーとは何かを見てみましょう。

1789年にエライジャ・クレイグ牧師によって作り出されたものが、初めてのバーボンという説があります。
バーボンの銘柄にも、エライジャ・クレイグがありますよね。

ケンタッキー州の1つをバーボン郡と名付け、そこで作られたものをバーボンと呼ぶようになりました。
地名から、バーボンという呼び名に発展したんですね。
ケンタッキー州で作られたものハードリカーが全て、バーボンとは言えません。

バーボン・ウイスキーについても、スコッチ・ウイスキー同様に法律で規定されています。

  • 主原料が、51%以上80%未満のトウモロコシを主原料としていること
  • 出荷時にはアルコール度数が40以上であること
  • ホワイトオークの新樽を利用した貯蔵であること
  • 貯蔵年数は2年以上であること

と言うように、スコッチ・ウイスキー同様にバーボン・ウイスキーも、規定が存在するんですね。

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貯蔵年数が以外に若くて、2年だそうです。
その割には、味わいの濃いボトルも多く、不思議な感じです。

スコッチ・ウイスキーとバーボン・ウイスキーの違いについてのまとめ

スコッチ・ウイスキーとバーボン・ウイスキーの違いは、知ってそうで知りませんでした。

主原料がモルト(大麦)がスコッチ・ウイスキーで、トウモロコシ(コーン)がバーボン・ウイスキーという事が大きな違いですね。

この様に原料や製法が違う事から、人それぞれの好みが分かれ、スコッチ派やバーボン派に分かれるんですね。
私は、バーボン・ウイスキーも嫌いではありませんが、スコッチ・ウイスキーの方が好みです。

ただバーボンでも好きなボトルもありますし、皆さんも是非色々なボトルにトライして頂ければと思います。
私もまだまだ色々なボトルを、これからも楽しんでいきたいと思います。

今回はすごいザックリの内容ですが(いつもか・・・w)、マメ知識くらいで思っていただけれな幸いです。
これからもよいウイスキーライフを!

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