伊達

ニッカは、地域限定のウイスキーが多くて困ります。
入手するまでが、結構な大変なんですよねー！

ただ手に入れた時の喜びも大きいものがありますので、実は結構好きだったりしますｗ

しかし以前の終売ラッシュでほとんどの地域限定のウイスキーは消え去っていきました。

ウイスキーの紹介

それでは今回のウイスキーは、ニッカの地域限定ボトル「伊達」になります。
ちなみにラベルとしては、旧ラベルで一世代前の物になります。
中身的にも表記が変更されておりますが、そこは後ほど。

これが宮城県限定で販売されているのですが、私が探していた時はネットで販売している店舗が一店舗のみで、結構苦労した記憶があります。

現行ラベルよりも、こちらの方が伊達政宗のイメージにはぴったりだと思うのですが、何故明るいラベルになったのでしょうか・・・。
まぁ、現行ラベルは確かに金色とか使っていて豪華かも知れませんが、伊達政宗のイメージにはこの黒でシックな方がカッコイイと思うんですよーｗ
伊達政宗のシンボル三日月が描かれており、ラベル自体は黒を基調としていて鎧の甲冑を想像してしまいます。

そしてこの旧ラベルのボトルの内容量は500mlですが、現行生産品は700mlに変更されています。
でもその分ちゃんと、値上がりもしましたｗ

この旧ラベルのボトルでは、モルト表記のみしかありません。
新ラベルのボトルでは、グレーン表記も入った新生「伊達」になりましたので、新生「伊達」という感じでしょうか。

このラベルが不思議に思ったのは、表にはブレンデッド表記がされてあります。

裏面には、原材料がモルト表記のみです。
ここでちょっと気になってきたんですねー。

「んんん？」と思ったのですが、宮城峡のモルトとカフェモルトをブレンドしたという所なのかな・・・。
と、勝手に想像していますｗ

こんな表記があるボトルも、見かけないので珍しいですよね。

2008年から2009年にかけて販売された、この500mlボトル。
仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの企画の一つだったものでした。

企画の一つから、地域限定とは言うものの継続商品が発売されるというのは、嬉しい限りです。

伊達
alc.43%
容量500ml

香りと味について

数本買って保管してありましたので、今回はその内の一本を開栓したいと思います！

色は宮城峡蒸溜所製らしく、ちょっと濃い目な琥珀色です。

香り

宮城峡生まれらしい、華やかな香りです。
甘い蜜系の香りとチョコレート系の香りが入り混じっています。

フルーティな香り。
アルコールの香りは、比較的大人しい感じです。

味

含むと非常に飲みやすい口当りですね。
シロップ系の味が去った後は、ビターチョコの風味が残ります。

アルコール感は確かにありますが、上手くシェリー感が打ち消してくれています。
この価格（当時\3,000程度）という事を踏まえると、非常に美味しいと思います。

最後に・・・

ニッカは地域限定ボトルが多く存在していましたが、先般の終売にてほとんどが消え去りました。
伊達は、お膝元だけあってかブレンデッドに生まれ変わりましたが、生き残りました。

地域限定ボトルは、見ても楽しくて飲んでも美味しくて好きなので、また供給が安定すれば再開して欲しいですね。

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