余市10年

      2017/01/19

ウイスキーの紹介

今回は、余市10年の700mlボトルではなく、180mlボトルでのご紹介になります。
随分前に購入したものを、開栓せずに大事に保管していましたが、遂に開栓をします!
余市の年代物も今となっては入手困難なお酒になってしまいました。
終売情報が流れてから、私も結構買いだめをしましたので、余市が好きな方はきっと同じ状況だったのかなと思います。
(ちなみに、唯一手に入れられなかったのが、宮城峡15年でした。余市は結構買えたのですが、宮城峡がさっぱりでした。)

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この余市10年の後継が、現行のNA余市になりますが、やはりNAの割りに価格が高いなー!と思ってしまいます。
ほとんど価格据え置き状態で、NAになってしまいましたので。

しかし、ブームとは恐ろしいもので、余市の年代物10年、12年、15年、20年と余市の年代物全てを終売にさせてしまう程の影響力とは流石に思いませんでした。

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ただ、ここは何とか年代物も残して欲しかったです。
余市の年代物は好きなボトルでもありましたので、全て終売というのは非常に残念でした。
しかも、2015年9月の余市ヘビリーピーテッドと宮城峡シェリーカスクはどちらも入手出来なかったという残念っぷり。
めちゃくちゃ欲しかったので、ぜひともwebサイトでの抽選等もして欲しかったです。
購入出来た方が羨ましくて仕方ないですw

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シングルモルト余市10年
alc. 45%
容量 180ml

香りと味について

さて、お楽しみの開栓ですっ!

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香り

甘く熟したフルーツの香りと共に、しっかりとしたピートの程よい香りがします。とても10年とは思えない熟成香を感じるウイスキーですね。香りに集中すればするほど、色々なフルーツを感じますね。
流石、余市10年という所でしょうか。

口に含むと流石に10年という若さを感じますが、これも10年らしく荒々しさとなって表現されているようです。
ピート感もありますが、それ以上の熟成された甘みもあり個性的な味です。
この甘みはシェリー樽原酒の影響でしょうか、とてもいいアクセントで美味しく頂けます。

最後に・・・

今後も世界的に年代物が無くなっていくと思いますが、大事に味わっていきたいウイスキーです。
また10年後に、このウイスキーブーム時代生まれの、こんな素敵なジャパニーズウイスキーに出会えたら嬉しいですね。

 - ニッカ, 余市