ニッカ 竹鶴17年、21年、25年終売について

   

今更ではありますが、新年あけましておめでとうございます。
本年も「ゆかりんのウイスキーストックブログ」を何卒宜しくお願いいたします。

毎度の事ながら更新さぼりまくりで申し訳ありません。
Twitterではたまに購入報告等していたのですが、ブログは完全放置という
グダグダっぷりです・・・w

そして年明けから噂されていた、竹鶴年数表記モノの休売情報ですが、
更に悪い方向で現実となるようです。
これだけ各種報道機関で流れた情報なので、ほぼ確定でしょうね・・・。

竹鶴シリーズの現行品について

まず、竹鶴の現行品について一旦整理したいと思います。
竹鶴名義で現行品として販売されているのは、全4種類です。
竹鶴ピュアモルト(年数表記無し)、竹鶴17年、竹鶴21年、竹鶴25年になります。

竹鶴シリーズの歴史

2000年に竹鶴12年が発売され、安くて美味しい12年として安定した人気がありました。
翌年である2001年に17年が発表され、続けて21年、25年と発売されました。

そして、2013年に竹鶴ピュアモルト(NA)発売、2014年には入れ替わりとして竹鶴12年が終売。
実質の竹鶴12年のNA化ですね。
その後は、ご存じの通りのマッサンブームで17年以上は一気に幻のボトルとなりました。
まぁ、NAですら定価販売される事が珍しい状態でしたね。

竹鶴各商品について、大きく値上げするも焼石に水状態でブームは終息せず、
プレミアム価格での販売品も売り切れる状態へ。2020年、遂に終売が決定された事で、
竹鶴の年数表記ラインアップの歴史に幕が下りる形となりました。

終売になるのは?

竹鶴17年、21年、25年については、2020年3月を以って終売となり、
竹鶴NAについては、2020年3月31日から¥4,000(税別)で数量限定で販売開始されます。
※竹鶴NAは、リニューアルに際し価格アップ。
リニューアルする竹鶴NAのデザインはこちら。

噂では17年、21年、25年は休売だったのですが終売扱いになるという事でした。
一応、原酒供給が安定すれば復活させたいという意思はあるようですが、
今まで休売または終売となってから復活したボトルの方がレアですので、期待は出来ないかと感じています。

最近の私にとっては、17年、21年、25年については殆ど出会う事もない幻の様な商品でしたので、
このまま店頭で見る事もなく消えていく形になりそうで、非常に寂しい限りです。
今回の竹鶴に関する一連の終売報道の影響で、既にオークションサイトやフリマサイトでは異常な価格となっています。

ニッカの年数表記ウイスキーのラインアップについて

この竹鶴年数モノの終売により、ニッカから年数表記モノが全て消える事になりました。
竹鶴12年のNAへのリニューアル、余市、宮城峡の年数表記モノの終売、ザ・ニッカ12年のNAへのリニューアル、
そして今回の竹鶴17年、21年、25年の終売となりニッカのウイスキーは全てNAのみのラインアップとなりました。

一方、対抗する大手と言えばサントリーですが、こちらは山崎NA、12年、18年、25年、
白州NA、18年、25年、響NA、ブレンダーズチョイス、21年、30年
と、主力商品の山崎、白州、響での年数表記モノのラインアップも継続されており、大きな差がついた様に感じてしまいます。
またウイスキーの醍醐味でもある、熟成品の層が薄い(無い)というのは、非常に残念です。

この辺りはニッカ(アサヒ)の商売下手な所だなと思いますし、上手くコントロールして回避して欲しかったですね。
一気に年数表記モノ3種類を終売というのは、あまりにも酷いマーケティングな気がします。
つい先日、増産を決めた話もありましたが、対応が随分後手に回っていると思いますし。

今から買い集めようとしても、元々販売されているのをあまり見ないだけに、どうしようもないという所ですw
3月までに新たに入手するのはかなりの困難さがありますので、私は現在所有しているボトルを大事に大事に飲んでいく事にしたいと思います。

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