響17年
2018/05/15
国産ウイスキーの中でも、ブレンデッドウイスキーとしての格を持ったボトル。
その国産ブレンデッドウイスキーの銘柄で思いつくものとして、多くの方々から名前が挙がるボトルではないでしょうか。
響12年が終売となった今、響のエイジモノを支える看板商品となるボトルです。
ウイスキーの紹介
今回のウイスキーは、サントリーの響17年になります。
響17年も、ちょっと手に入りにくい商品になってしまいましたね。
響12年が終売となってしまった現在は、響NAとして発売されたジャパニーズハーモニーの次が、この響17年になります。
更にその上というと、響21年、30年となりますね。
しかし21年以上になると、なかなか手に入りませんね・・・w
この24面カットを施しているボトルデザイン、素敵過ぎるんですよねー!
響12年の記事でも書いておりましたが、この高級感溢れるボトル・・・最高です。
→響12年の記事はこちら
そしてラベルは日本というジャパニーズ製を意識した、和紙となっています。
この和紙ラベルとか、日本人の心にグッと来ますw
しかも、越前和紙を使うというコダワリ。
こういうコダワリは、消費者の高級感や満足度を高めてくれるいいスパイスだと思います。
山崎蒸溜所に行かれると、響17年の構成原酒の数々がガラスケースに陳列されており、「すごい・・・」と思わず息が止まる程に、圧倒されてしまいます。
→山崎蒸溜所訪問記はこちらから
響ファンの方々は、一見の価値ありです。
・・・いや、ファンでなくとも一見の価値ありです!
それほどすごいです。これだけの原酒から響が生まれるんだ・・・と。
ブレンダーのブレンド技術には驚きしかありません・・・。
響17年
alc.43%
容量700ml
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香りと味について
さて、響17年のテイスティングにいきますっ!!!
鮮やかですがシェリー原酒の影響か、少し濃いめのゴールドですね。
香り
熟したフルーツの香りもしますが、柑橘系の爽やかな香りも混じっています。
青リンゴのフレッシュな香り。
しばらく香りを楽しむと、甘い香りがやってきました。
上品な甘いシロップを感じさせる香りです。
味
一口含むと、熟したフルーツの香りが鼻へと抜けていきます。
その後、ウッディな香りもついてきます。
樽熟成を由来とした渋みを感じさせますが、スッと消えていき、余韻は上品な甘さだけが長く残ります。
アルコール度数を感じさせない技術というのか、熟成度というのか・・・とにかくすごいですw
最後に・・・
最近は、響17年も市場で見かける事が少なくなってきました。
入荷してもすぐに完売したりと。
既に上位の響21年は、随分見ていませんでしたが、先日奇跡的に購入できました。
響17年、21年といったエイジモノが安定した供給になるのは、まだまだ先になりそうですね・・・。
東京オリンピックがあるから、出荷規制していると見ましたっ!w