響30年
2016/11/18
山崎蒸溜所での大きな楽しみである、有料試飲をまたまた楽しんで来ました!
ボウモア15年ダーケストと共に頂いてきましたが、さすが山崎蒸溜所です。
安いです!w
ウイスキーの紹介
というわけで、サントリーが誇るブレンデッドウイスキーの最高峰、響30年のテイスティングレビューをしたいと思います。
ボトルで定価で購入できたとしても、\125,000(税別)という非常に高価なウイスキーです。
山崎蒸溜所では、15mlを\2,900(税込)という原価で試飲する事が可能です。
この原価で飲めるというのが、蒸溜所ならではの楽しみですよね。
この響30年ですが、最低熟成年数で30年ですから、とてつもない時間を樽の中で過ごしてきたんですよね。
ラベルはゴールドでかなり高級感をアピールしてきています!
1つミスしたのが、裏ラベルを撮り忘れてきました・・・。
これはかなり悔しいです!
ちなみに山崎蒸溜所の訪問記でも書きましたが、山崎25年は品切れで有料試飲ですら飲めないという状況でした・・・。
白州25年はありましたが、これもいつ無くなるか分からないのでファンの方はぜひ今のうちに!
白州18年については、たまに酒屋で見ることがありますので、やはり品切れ状態から察するに、山崎シリーズが不動の人気ナンバーのようですね。
しかし、蒸溜所ですら山崎25年が品切れとなると、これからは響30年や白州25年も品切れの可能性もあり怖いですね・・・。
本当に原酒がないのか、出荷量の調整をしているのか、どちらか気になる所ですね
この辺は、サントリーが上手く購買欲も煽りますので何とも言えないですねw
この品切れの状態が、これ以上加熱しなければいいのですが・・・。
香りと味
それではお楽しみの響30年のテイスティングです。
色は響21年を更に濃くした色で、深みがある素敵な色ですね。
香り
意外と大人しい香りですが、複雑な香りがやってきます。
ウッディな香りの中に、バニラ香やドライフルーツの凝縮された香りが複雑に入り交じってきます。
ドライフルーツもオレンジピールとベリー系を連想させてくれました。
本当はもっと複雑で香りだけでも、満足できるほどなのですが、お伝えするボキャブラリーがチープ過ぎて申し訳ないです・・・。
味
口に含むと、とろりとした濃厚な舌触り。
これは、山崎25年と似ていますね。
アルコールの刺激はどこに行ったのかというくらい、円熟した味わいです。
ウッディな香りがドライフルーツの甘みを伴って、鼻へと抜けていきます。
ビターな苦味があり、これも余韻として残りますが、ずっと口に響30年を含んでいるかのようです。
一滴加水してみました
チェイサーでお水を頂いているので、その水を使いました。
指でちょんと・・・w
加水すると・・・急に香りが溢れて来ました!!!
これは凄いですね・・・本当に一滴垂らしてみただけですが、正に香りの花が開いたいという感じです。
全ての香りが加水一滴で、何倍にも華やかな香りになりました!
これだけの変化が訪れると思っておりませんでしたので、感動しましたね。
最後に・・・
15mlで\2,900と高価ではありますが、ぜひ蒸溜所でお試し頂ければと思います。
こんなに素敵なウイスキーが国産ウイスキーとして、存在している事が嬉しくなります。
サントリーの全力が見れる珠玉のボトルですね。