ボウモア15年 ダーケスト

      2016/11/18

アイラの女王こと、ボウモアのボトルになります。
ボウモアも色々なボトルを販売していますので、購入する時は選ぶのに迷ってしまいます

お馴染みの安定したボトルにするか、飲んだ事がないボトルにするか・・・。
という選択があれば、私は迷わず飲んだ事がないボトルを選んでいます!w

ウイスキーの紹介

今回のテイスティングレビューは、ボウモア15年 ダーケストになります。

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スタンダードなボウモアが12年熟成に対して、こちらは15年熟成のボトルです。
ダーケストはまだ飲んだ事がありませんでしたので、蒸溜所の有料試飲で飲んできました。

ボウモア15年ダーケストですが、価格は実売\7,000程度と、ちょっと高めになります。
そんな事もあり、先日訪れた山崎蒸溜所の有料試飲コーナーにて飲んできました。

ボトルで買う前に有料試飲で試したりできるので、非常にありがたいです。

私の場合は一度に飲める量がたかだか知れていますし、色々な種類を飲みたい私にとっては蒸溜所での有料試飲は素敵なシステムですw

しかも・・・有料試飲の価格が安いんですよね!

このボウモア15年ダーケストですが、色から見てもシェリー樽での熟成をしたんだなーという事がわかるくらい、いい色をしています。

熟成の流れとしては、バーボン樽での熟成を12年間経た後に、更に3年シェリー樽で熟成して、合計15年の熟成というわけですね。

香りと味について

さて、楽しみなテイスティングです!

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色はシェリー樽熟成が思いっきり感じられて、楽しみな色になっています。
響30年より濃く見えますが・・・ボウモアの方が、赤みがかっていました。

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色的には、こんな感じです。

香り

まずはアイラモルトらしい、ヨード香が真っ先にやってきます。

カラメルの様な甘い香り。
その後チョコレート風な香りが、現れてきます。

レーズン系の香りも混じっているように感じました。

口に含むと、まず感じたのが滑らかさです。
しっとりしているというのか、トゲトゲしい感じはありません。

ヨード香が広がりますが、レーズンの香りや甘いバニラ香も入り混じってきます。

この甘みのおかげでヨード香を一段と強く感じます。
余韻は、ヨード香とビター感、酸味を程よく残してくれて、適度な心地よさが続きます。

最後に・・・

ボウモアも色々なボトルを出していますが、アイラの女王と呼ばれるだけあり、上品なヨード香だとおもいます。

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最後にシェリー樽熟成を行うことで、ボウモアらしいと言える長所を更に引き出しています。

ボウモアが好きでなくとも、アイラ好きな方にはなかなか楽しめるボトルだと思いますので、未飲の方にもおすすめ出来るボトルですね!

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