オールモルト
2016/11/18
特徴的なボトルデザインで、ボトル自体に窪みがありますので、非常に持ちやすくなっている上に、可愛い丸みを帯びたボトルデザインです。
私は手が大きくない為、この様に持ちやすい配慮がされているボトルは嬉しいですね。
単なるボトルデザインの副作用かも知れませんが・・・w
ウイスキーの紹介
それでは今回は、ニッカのオールモルトのテイスティングレビューをしたいと思います。
オールモルトですが、CMが放送されていた頃は女優の中野良子さん、田中美佐子さん、石田ゆり子さんといった素敵な女優陣をキャスティングするなど、かなりチカラの入ったボトルだったんですねぇ・・・。
石田ゆり子さんバージョンでは、BGMがスターダストレビューの木蓮の涙という組み合わせです。
すっごい素敵なCMなんですよね。
そしてオールモルトの名前が示す通り、ニッカのカフェモルトとモルト原酒をブレンドしたオールモルト製法で作られたモルトウイスキーなんですね。
このオールモルト製法という呼び方が、若干謎ではありますw
発売当初はアルコール度数43%でしたが、味やラベル変更、そして価格を変更を経ながら現在では、アルコール度数40%に落ち着いています。
1990年2月に発売されたウイスキーですので、2016年現在で26年もの歴史があるウイスキーです。
こう見ると長寿命なラインナップの1つなんですねー。
姉妹品のモルトクラブは既に終売となっていますので、オールモルトも危ないかも知れません・・・。
とりあえず終売となるその前に、テイスティングレビューをしておこうと思ったわけです。
(出来れば終売にしないで欲しいですが・・・)
オールモルト
alc.40%
容量700ml
香りと味について
さて、オールモルトのテイスティングレビューに移りたいと思います。
色は綺麗なゴールドですね。
ちょっと濃い色かなと思いますが、それよりも透明度が高く感じます。
香り
アルコール感がまずきますねー。
甘い香りが強いですね。バニラ香に近いな感じました。
アルコール感と共に、モルトさを強く感じます。
モルティな香りが、アルコール感の香りの後にやってきます。
味
口当たりは思ったよりも、柔らかく感じます。ただその後すぐに、アルコール感を感じますね。
若干のピート香。
モルトさを強く感じながら、控え目な甘みがやってきます。
中々いい甘みだと思います。
樽熟成の木質的な感じもありますし、中々いいかなと感じました。
短い甘みを感じた後は、苦味が程よく残る余韻ですね。
今回テイスティングに使ったグラスはこちら
最後に・・・
値上がりしてから、ちょっと割高感が出てしまったボトルではありますが、あと4年で発売30周年ですし耐えて欲しいですね。
\2,000弱で購入できるボトルとしては、ちょっと物足りなさが残ってしまうかも知れません。
値上がり前なら、良かったのにな・・・と思いました。
終売が危ぶまれる可愛いボトルデザインのオールモルトですが、今後の行く末を見守りたいと思います。