山崎18年
2017/01/30
数年前までは随分と安売りされていたジャパニーズウイスキーですが、現在高級ラインナップについては見かける事も無くなり、どこへ消えていっているのでしょうか・・・。
サントリーの山崎蒸溜所へ見学へ来る方の多くが、この山崎18年の有料試飲を楽しみにしていると思います。
昨年に行った蒸溜所のテイスティングを今頃アップするという、適当っぷりですがご容赦を・・・。
ウイスキーの紹介
さて今回のテイスティングレビューは、サントリーが保有する蒸溜所「山崎蒸溜所」からのシングルモルトウイスキーの高級ラインナップになります。
今回はもはや細かい説明は不要な、山崎18年のテイスティングレビューをしたいと思います。
ジャパニーズウイスキーブームの影響で、凄まじい価格上昇がありましたが、影響を受ける事も無く売れ行きも好調ですね。
この価格上昇に伴い消費者も余計に煽られているような気がしますが・・・。
まぁ・・・私もその中の1人ですw
最近では、店頭で販売されている所を見かける事もなく、異常な価格で販売しているのを見かけるだけでした。
相当色々な所へ探しに行ったりしましたが、どこも入荷予定無しとの言葉ばかりで、供給が安定するまでは、買えなさそうだなぁと思っていました。
そんな中、素晴らしい情報を頂きました!
何と!何と!!
山崎18年をボトルで購入する事が出来ましたっ!
mさん、貴重な情報を頂き本当にありがとうございました!
情報に弱い私にとっては、とても嬉しい情報でした!
大事に開栓しますので、それまではパラフィルムを巻き巻きしておきますw
あまりに嬉しくてテンションが上がりすぎてしまいます・・・。
でも、わかって頂けますよね!?
さてさて、それでは本題に戻りまして・・・。
山崎18年に使われている原酒の構成としては、シェリー樽、ミズナラ樽が中心となり山崎蒸溜所が誇る18年以上の素晴らしい原酒のみをセレクトしてヴァッティングされています。
そこから更にシェリーの古樽で後熟をして、山崎18年が生まれていきます。
スコッチと比較すると、熟成年数の割に\25,000円(税抜き)と高めの価格設定ではありますが、大好きなボトルなので購入出来ただけでも幸せです!
飲んだ事がない方は、ぜひ飲んで頂ければと思うウイスキーの一つです。
ラベルはNAや12年とは違い、黒を基調とした高級感のあるデザインとなっています。
そんな貴重な山崎18年を開栓出来ない私なので、山崎蒸溜所に行った際にテイスティングしてきましたっ!
自宅にボトルがあるのに外で頂くという贅沢・・・。
それも山崎18年の故郷、山崎蒸溜所で頂くとなれば、美味しさもまた格別です。
山崎18年
alc.43%
容量700ml
香りと味について
それでは山崎18年をしっかりと味わいたいと思います。
色は12年よりも更に濃く赤みがかっており、味の濃さを感じる色になっていますね。
ちなみに右隣は山崎25年で、更に濃い色合いになっています。
こちらはまた別のレビューで・・・。
香り
シェリー樽由来の熟したフルーツの香り。
レーズン。ビターチョコ。
甘い香りと共にやってくる熟成された樽の香り。
アルコールの刺激がとても少ない所からも、しっかりと18年という熟成を感じる事ができますね。
味
口に含むと違和感なく、スムースに流れ込んできます。
さすが18年という所ですね。
すぐに凝縮されたかのような、色々なドライフルーツの甘み、酸味が複雑に顔を出してきます。
鼻へ抜けるのは、スパイシー感を持った華やかな香りと長期熟成された樽熟感満点の香り。
余韻は焦がした砂糖の甘みとビター感、樽由来の渋みが程よく残り、長時間に渡り山崎18年に浸る事ができます。
最後に・・・
山崎18年というこのボトルは、山崎シリーズの一つの完成形と言えるのではないでしょうか。
12年とは、桁違いな香味の厚さに圧倒されてしまいます。
山崎18年をまだ飲まれた事がない方は是非、バーでも蒸溜所でも構いませんので、一度口にして頂ければと思います。
(好みでなければすみません・・・。)