黒角43°

      2016/11/18

今回のリニューアルに際して、角瓶シリーズの中で、唯一休売となってしまった黒角。

IMGP1188

気軽に飲める価格設定でしたが、それが仇となってしまったのでしょうか。

ウイスキーの紹介

さて今回は角瓶シリーズでは、コアなファンがおられると思われる黒角のご紹介になります。
この黒角だけが何故か、アルコール度数43%とちょっと高めに設定されています。
(黄角、白角のアルコール度数は40%です)

IMGP1184

何となく私の中でのイメージですが、黒角が好きな方って結構色々なウイスキーを飲まれている方が多い気がします。

今回の値上げのタイミングで、黒角のみ休売という形になってしまいました。
いつ復活するかは公式で名言されていませんので、気になられている方は、是非今のうちに買っておいて下さいね。

このまま、静かに消えないで欲しいなと願うばかりです。
「え?終売になってたの!?」みたいなパターンは止めて欲しいですね。

IMGP1186

黒角43°
alc.43%
容量700ml

角瓶三種類にはそれぞれサントリーオススメの飲み方がありまして、黄角はハイボール、白角は水割り、そしてこの黒角はロックが推奨されています。

他の二種類は食事に合わせられる形で、黒角だけがウイスキーとしてじっくり味わう位置付けですね。
その為に、高めのアルコール度数設定になっているんでしょうか。

お手頃なお値段のウイスキーではありますが、美味しさを限界まで引き出す為にも、ロックで飲まれる時の氷は、ぜひとも市販のロックアイスを使ってみて下さいね。

香りと味について

黄角、白角と比べると、少し濃い色をしていますね。

IMGP1190

色的にも濃いめの味であろう、という雰囲気が伝わってきますね。

香り

香りは若い原酒達により、アルコールのきつい香りがしますが、意外にも甘い香りも漂ってきますね。
スモーキーさも、気のせいかな。という程度に感じとる事ができますw

アルコール度数の影響もあると思いますが、角瓶三種類の中で、一番味が濃いですね。
若い原酒達によるアルコールのピリピリ感はもちろんありますが、モルトの味わいもありますし、鼻に抜けていくモルトとバニラ香もいいんじゃないでしょうか。

ロック推奨というだけあって、角瓶シリーズの中での味わいとしては一番ヘビーな感じです。

最後に・・・

値上げと終売が相次いでいますが、休売という言葉に留めたサントリーの黒角への愛情も感じました。
また再販される時を気長に待ちたいと思いますが、更に美味しくなって帰ってきてほしいものですね。

IMGP1191

日本のウイスキーブームを造った一端を担う、角瓶シリーズの仲間ですから、再販される事を期待して楽しみにしています。

 - サントリー, 角瓶