御勅使

      2016/11/18

ウイスキーの紹介

さて今回ご紹介するウイスキーは謎です。
何が謎なのかというと、ウェブでも検索に引っかからない、製造メーカーのサイトにも記載がない。という、ウイスキーです。
ボトル画像すら見つけられませんでした。

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詳細情報がほとんど(全くわからないと言ってもいいですw)分からないという・・・。
なので、詳細情報はボトルの裏ラベル程度しかわかりません。

2014年にウイスキー製造許可を取得されたようなので、使っているモルトは海外かどこかから仕入れたという所でしょうね。

今日、出かけた先でたまたま見かけた酒屋に入って、いつも通りウイスキーコーナーへまっしぐらで見に行った所、この「御勅使」というウイスキーを発見しました。

そして、価格は何と驚愕の\780(税抜き)という安さですよ・・・。
怪しい香りがぷんぷんします!しますが!・・・もちろんですが、やはり買ってしまいましたw

ちなみに、この「御勅使」の読み方ですが、「みだい」と読むんですね。これは難しいですよねー。
パッと見た時、「おんちょくし」って読むのかと思いましたよ・・・。

この御勅使の製造場所は、山梨県にあるんですねぇ。失礼ながら初めて知りました。
山梨県の南アルプス山麓は、御勅使水源の水を使われているんですね。

南アルプスというと、このあたりだと、サントリーの白州蒸溜所かマルス蒸溜所が強豪ですね。
比較対象がこの2蒸溜所とは中々、辛い環境の中での戦いですよね。

そして裏ラベルにある通り、モルト、グレーン、スピリッツと、大型スーパー等が扱う、自社ブランドのウイスキーと同じ感じがしてきましたw
そもそも先程の2蒸溜所とは、考え方から路線が違うっぽいです。

IMGP1001
御勅使
alc.37%
容量700ml

香りと味について

さて、ドキドキするテイスティングは久しぶりですw
でもでも、怖いもの見たさという言葉もありますしね・・・。

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思ったよりも濃い色をしていますね。カラメルですかね。

香り

開栓した瞬間のほんの一瞬だけ、ウイスキーっぽい香りがします。
ただ、ボトルの栓の所に、鼻を近づけていないと分からないかも知れませんw

口に含んだ瞬間、先程と同じく一瞬ウイスキーっぽさを感じますが、瞬く間に消えてしまいます。
その後、セメダイン的な香りも感じますが、とにかくアルコールっぽさを強く感じます。
余韻というものを感じる事はなく、渋みだけが残ってしまいました。

最後に・・・

私的に、国産ウイスキーの蒸溜所が増えて一部の商品だけではなく、市場全体が盛り上がればいいのになと思っておりますので、今はまだまだでもこれからの成長に期待しています。

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 - サン.フーズ, 御勅使