アラン18年

      2016/11/18

ウイスキーの紹介

先日のタプロース17年と同時に購入してきた小瓶になります。
アランは飲んだ事が無かった為、思い切っていきなり18年にしました。

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量り売りとは言うものの、\2,370(税抜き)は高かったです・・・w
かといってボトルで買う勇気も無く・・・という事で、量り売りはお試しに持ってこいです!w

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アランは最近凄い人気ですねー。ちょっと珍しいのが出ても即完売とか普通で、今後更に購入が難しくなってくる銘柄の一つでしょうか。
価格的にもお手頃な感じですし、分かる気もしますね。

アラン蒸溜所は1995年にアラン島に160年ぶりに復活した島唯一の蒸溜所です。同蒸溜所は独立資本のため、ブレンド用の原酒づくりがメインではなく、シングルモルトとして飲むためのウイスキーをつくっている数少ない蒸溜所です。また極小の2基の蒸溜器でゆっくりと蒸溜しているため、生産量は非常に限られています。

参考;whisk-e

シングルモルトに注力している蒸溜所なんですね。素敵な方針だと思いますっ!
1995年からという事で、昨年が20周年記念でしたね。

このボトルは多分そのタイミングで、出荷された世界9,000本の限定品ですねー。
20周年の時点での18年モノなので、現時点ではアランの最高峰に近く、今後のアラン蒸溜所の長期熟成の方向を示すボトルでは無いでしょうか。

このアラン18年はノンピート麦芽から蒸留し、シェリーホグスヘッドで18年間寝かされたという事ですので、シェリー感をどう出してくるのか、テイスティングが楽しみです。
シェリーホグス自体あまり見かけないと思いますし、珍しさも相まって気になる所です。

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アラン18年
alc.46%
容量100ml

香りと味について

さて、アラン18年のテイスティングを楽しみたいと思います!

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色はシェリーの割には澄んだゴールドですね。
タプロース17年よりも断然薄いですね。

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右側がタプロース17年です。

香り

シロップの様なバニラの様な甘い香りがしますが、それらを包むようにスパイシーな香りが表へ出てきます。
ナッツ系を思わせるローストされた香り。

口に含んでみて一番感じた事ですが、スパイシー感が主張してきます。
シェリーらしい甘い香りや味わいについては、私はほとんど感じませんでした。
公式のテイスティングにもある通り、ジンジャーっぽいスパイシー感が強いです。
余韻はウッディな渋みを残す。

最後に・・・

思ったよりもシェリー感が薄くちょっと寂しかったですが、まだ20周年を越えた所ですし、今後も更に期待が高まる蒸溜所ですね。
今後も価格的なお手頃さの方についても、継続してもらえれば嬉しいですw

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ちなみにこのラベルですが、プリンターで印刷したものを大阪タカシマヤの店員さんが、テープを輪にして貼っているだけですw

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