サントリー山崎蒸溜所訪問 Vol.2

      2016/11/18

先日の「サントリー山崎蒸溜所訪問 Vol.1」に引き続き、Vol.2になります。
受付も無事に済ませた事で、気分は更に盛り上がってきます!
でも、あまり盛り上がると田舎っぺ丸出しになりますので、いかにも常連の様な冷静を装って館内の見学に行きます。

YAMAZAKI DISTILLERY SINCE 1923

もっと以前にも、山崎蒸溜所に来たことがありましたが、その時と特に大きな変化は無さそうです。

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この「YAMAZAKI DISTILLERY SINCE 1923」という、文字を見ると「これだよ!これだよ!」と叫びそうですw
向かって右側には、蒸溜所らしく素敵な樽が設置されています。

そして左には、ここに来るまでに何回見たのか分からない程まで見てきた、「山崎」の文字が。
さすが「山崎」の生まれ故郷ですね。

このポイントは中からも外からも人の出入りが激しいので、中々写真を撮るタイミングが無くて大変でしたw

早速この扉から中に入る事にします。

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「おおおぉぉぉ・・・」と思わず声を出してしまいそうになる、大きなプレートが正面に掲げられています。
サントリーの前身「寿屋」ですね。ちなみに、社名としては、鳥井商店→寿屋→サントリーと変化してきています。

このまま2階へ上がれば、ファクトリーショップにも行けるのですが、そこは何とか耐えてとりあえず1階から周ってみる事にします。

ジャパニーズウイスキーのふるさと

そして、1階を周ろうとすると、こちらが目に飛び込んできます。

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「ジャパニーズウイスキーのふるさと」この言葉を見ると、本当にこの蒸溜所が起点となり、日本国内でも多数の蒸溜所が建設されていったんだなぁ・・・と感じます。
サントリー創業者の鳥井信治郎氏の「日本人の繊細な味覚にあった、日本のウイスキーをつくりたい」、この思いが今のジャパニーズウイスキーの原点と言ってもいいのではないでしょうか。

山崎蒸溜所の今の大盛況ぶりをご本人が見ると、何と言われるでしょうね。

ポットスチルに入ってみる

山崎蒸溜所では、ポットスチルの中に入る事が出来るんですよ。

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とは言っても、ポットスチルの胴部分から中に入れるようにカットしてありますので、大丈夫ですw

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ポットスチルの中に入る事なんて、中々出来ることでもありませんので、ぜひ中からも見てくださいね。
有料の蒸溜所見学ツアーでは、ガラス越しに実際に使われているポットスチル等も見れますので、ツアー終了後に「あの中はこうなっているんだぁ・・・」とじっくり見ることができます。

私が特に最高だと思った所はですね、この景色が最高だと思いました!

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このポットスチルの中から、上を見上げて頂くとこんな素敵な景色になります。
上を見上げているだけで、吸い込まれそうな気分になってきますw
すっごい幻想的な景色で、時間を忘れる事が出来る素敵な場所ですね。

世界の五大ウイスキー

そして、世界の五大ウイスキーのコーナーへチェックに移ります。

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この様なコーナーがある時点でお気づきだと思いますが、サンプルボトルが並んでいるのですが、「圧巻」の一言です。
既に終売となっている山崎蒸溜所限定で販売されていた「樽出原酒」シリーズ等もあります。

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マッカランやグレンフィディックも勢ぞろいです。

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もちろん、この山崎フルラインナップも忘れてはダメですね。

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すごい眺めです・・・。綺麗にディスプレイされていますし、どれもこれも「おおぉ・・・」と見てしまいますね。

ウイスキー・ライブラリー

このウイスキー・ライブラリーは、ほんっとに沢山の方々のブログでも紹介されているシーンです。

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このボトルの数、不思議な空間を作り出す照明。本当にオシャレです。

響17年の原酒の数々
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ブレンダーの方々は、こんなにも沢山の異なった樽からあの響17年の味を引き出しておられるんですね・・・。
これだけの数の香りや味を見極めるなんて、職人技ですよ!

至福の時間、有料試飲へ

有料試飲とは?

山崎蒸溜所では、店頭向けに出荷されている通常ラインナップはもちろんの事、山崎や響、そして白州などの基となる構成原酒と呼ばれる
ウイスキーをリーズナブルな価格で試飲する事ができます。
山崎系であれば、この位の価格でテイスティングが可能なんですよね。この価格がめちゃくちゃ安いんですよ。
蒸溜所でしか飲めない、構成原酒と良心的な低価格、この二つが一番のポイントでは無いでしょうか。

さて、こちらが山崎のラインナップです。
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そして、こちらはジャパニーズウイスキーの価格表です。
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クリックで画像を別ウィンドウで拡大しますので、ぜひご覧になってくださいね。
少し前に値上がりしてしまったようで、少々お高くなっていました。むむむ・・・残念。

そして、以下の二種類が、試飲してきたボトルになります。

「山崎12年」構成原酒 シェリー樽 15ml(\300)

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簡単にテイスティングノートも書かれていますので、選ぶ時の参考にもなっていて選びやすく感じますよね。

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「山崎12年」構成原酒<シェリー樽>は、すごい濃い色なんですよね。見るからに美味しそうですw

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香り:甘い香りと熟したレーズンの香り。
味 :蜂蜜、ダークチョコレートの様な心地よい甘み。

「山崎12年」構成原酒 ミズナラ樽 15ml(\900)

次にミズナラ樽の原酒は、明るいゴールドですね。こちらはシェリーと違って対照的な薄いカラーです。
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この二つを楽しんできました。しかも二種類試飲して、\1,200です。これは嬉しい価格ですよね。

香り:セメダイン香、ミズナラ樽特有の日本の家屋という様な香りがします。
味 :少々スパイシー。口当たりはオイリーな感じ。

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私の好みでは、シェリーがやっぱり好きでしたね~。

遂にファクトリーショップへ!

有料試飲で大満足になり、危うく帰ってしまいそうでしたが、忘れてはいけません。
みんな大好きファクトリーショップですw

こちらは、山崎蒸溜所限定ラベルの山崎NAで、こちらはお一人さま一本までとなってました。

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右側からハイボールタンブラー(\1,944税込)(私も角瓶の記事で使っていますw)、ハイボールタンブラー(感温)(\1,296税込)、ハーフロックグラス(\500税込)ですね。
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こちらも右側から、山崎蒸溜所限定のテイスティンググラス(\600税込)、、ショットグラス(\640税込)、ステンレスショットグラス(\1,728)(革ケース付き)、スキットル(\4,628)ケース入り(\5,656)と並んでいます。
グラスで一番売れていたのは、やはり山崎蒸溜所限定のテイスティンググラスですね。
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そして、ウイスキーで一番売れていたであろうものは、やはりこちらの山崎蒸溜所限定のシングルモルトウイスキーですね。
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こちらも定番だとは思いますが、だいたいの方が一本はカゴに入れていたという感じですね。
しかも、売れるとすぐに店員さんが補充に来ますwその頻度が凄いです・・・w
価格は300mlで\1,440と割高感はありますが、お一人さま一本までの制限がありました。
私はもちろん買いましたよ!w
二本までOKにしてもらえたら、お土産用と自分用とかできるのですが・・・。

デザインの変更があったようです

グラス等にプリントされているデザインが以前の山崎ロゴマークや、蒸留所の絵ではなく、「-YAMAZAKI DISTILLERY-」に統一されていました。前の方が好きだったので、ちょっと残念です。
※価格も少し値上げされたようです。

竹材で作った山崎蒸溜所限定のお弁当箱が新製品とありましたが、\8,000程度したかと思いますので、ちょっと高かったですw

聖地サントリー山崎蒸溜所を後にして

あれもこれも書きたくなってしまい、長くなってしまいました。
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今回は、「有料試飲」と「ファクトリーショップでの買い物」という事が、実は目標でした。
二つとも達成いたしましたが、蒸溜所はやっぱり楽しかったので、また近いうちに行きたい所になりました。

今回も長文なのに、最後まで読んで頂き本当にありがとうございましたっ!

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