グレンケアン ブレンダーズモルトグラス

      2016/11/18

ウイスキーを飲まれる方にとって、一番の定番グラスかも知れないと思っているグラスです。
私の使う頻度が高いという事もありますが、せっかく持っているのでグレンケアン ブレンダーズモルトグラス(以下グレンケアン)のレビューをしてみたいと思います。

グレンケアンって?

スコットランドのグラスゴーのグレンケアンクリスタル社が評論家である「リチャード・パターソン」氏を始めとする、ブレンダーや蒸留所マネージャー等、数多くのプロフェッショナルの意見を取り入れて完成させた究極のモルト用グラス。

という、すごい紹介をされるグラスです。

テイスティンググラスって高いでしょ?

そして、もちろん私も買ってみました。
この紹介文からは、結構な価格で売っているんだろうなーと思っていたのですが・・・
現実は違いました!安いです!w
一個\1,000程度で入手が可能なんです。

見た目は、ワイングラスタイプのモルト用テイスティンググラスのステム(グラスを持つ時のワイングラスの脚の部分です)とフットプレート(台座の部分ですね)を無くして、台形のガッチリしたフットプレートのみに変えたようなグラスです。
特に、脚部分が特徴的なデザインのグラスですよね。

パッケージはシンプル

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そしてシンプルパッケージとは正反対なインパクトのある、このパッケージ。
ウイスキーと思われる液体が、ものすっごい勢いで注がれています。

「ドボドボオオオォォォッ!」という感じでしょうか。

量が飲めない私には、正に別世界の注ぎ方です。
こんな注ぎ方で、飲みきってしまう人に憧れますw

グレンケアンに触れる

パッケージからグレンケアンを取り出してみます。

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パッケージ通りのシンプルで綺麗な作りの小さめのグラスですね。
無鉛クリスタルで生産されているようで、本当に綺麗です。口を付ける縁も薄い作りになっており、高級感のあるグラスです。

使い心地は本当に快適です。まず山崎蒸溜所のテイスティンググラス等は、割ってしまうんじゃないか・・・と不安もありますが、こちらは市販品なので気軽に使えるグラスになっています。
ただ、30mlや60mlなど規定量のみ、注ぎたい時には山崎蒸溜所のグラスの様に、ラインが入っていませんので別途計量して入れてあげるようにしないといけません。

見ていただくとお分かり頂けると思いますが、台座部分が相当ガッチリしていて、重心が低めになり安定します。
グラスを手に取ってみて頂くとよくわかるのですが、想像以上に安定感があります。

また実際に使ってみると、人気の秘密も少しわかる気がしました。
というのも、グラスの下の膨らみ部分で香りが溜まり、グラスを傾けた時にこのまとまった香りが一気に押し寄せてきますので、口に含むと共に香りまで味わう事ができます。
安定感のあるグラスで、気軽に「本格的なテイスティング」を楽しめますね。

そして、台座の部分に綺麗なエッチングがあります。
値段の割りに細かい所まで、手が入れられておりグラスの品が更に上がります。

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The Glencairn Glass と刻まれた素敵なグラスで、最近はグレンケアンばかり使っていますw
ちなみに先日の記事のスニフターリッドもこちらにサイズ的に合いました。

このグラス一つでウイスキーを飲む時間が、更に楽しく素敵な時間になりましたので、買ってよかったグラスでした。

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