グレンリベット サイファー
2016/11/18
ウイスキーの入門に最適な1つとして、よく挙げられるグレンリベット。
今回は入門的なボトルではなく、自分の鼻と舌をフルに使った、いわばグレンリベットからモルトファンへの挑戦ですね!
ウイスキーの紹介
グレンリベットサイファーを購入してから、テイスティングレビューまでちょっと間が開きすぎました・・・。
次々に開栓していたもので、開栓済のボトルが多くなってきていましたので、グレンリベットサイファーの開栓するをついつい後回しにしておりました・・・。
大変遅くなり、いつ飲むんだよーっ!と思われていたかと思います・・・。
遂に開栓します!
という事で、気を取り直して・・・。
さて、このグレンリベットサイファーですが、1824本限定で販売されたボトルです。
一応業務店(バー等)向けとの事ですが、一般にも少し流通したようです。
ボトルを見て頂くと、まずは艶消しのブラックが塗装されており、異様な雰囲気を醸し出している事がお分かり頂けると思います。
この一見変わった仕様には、ちゃんとした理由があります。
このグレンリベットサイファーは、テイスティングノートや樽の情報等が全く開示されておらず、謎に包まれたボトルなんです。
その為、まず見た目からの先入観を無くす為に、ボトル自体が黒く塗られている訳です。あとは自分の鼻と舌をフルに使って、全て確認するしかありません。
ただし公式サイトには特設サイトが設けられており、自分が感じた香りと味の要素を入力するとどの程度合っているのかがわかるようにはなっています。
ここで自分のスキルが試されるわけです。
これは緊張します・・・w
でもテイスティングノートを入力しても、正解はありません。
ずっと謎に包まれたままです・・・。
ウイスキー好きな方には、こういうブラインドテストが好きな方が多いと思いますので、中々変わった趣向で面白いなー!と思いました。
難点と言えば、ボトルの価格が高い事がツライ所でしたが・・・。
ザ・グレンリベット サイファー
alc.48%
容量700ml
香りと味について
さてそれでは謎に包まれたザ・グレンリベットサイファーのテイスティングレビューをしたいと思います。
色は思ったよりも濃い色をしています。
てっきりもっと明るい色かと思っていたのですが、全然違いましたw
香り
バニラ香が強く出てきますが、バナナやレーズンのフルーティな香りがします。
フルーティですが、熟した感じですね。
スパイシーな香り。
味
含んだ瞬間に広がる、洋ナシの香りとリンゴの香り。
爽やかなフルーツ。
キャラメルの様な砂糖系の強い甘み。
余韻には、スパイシー感とチョコレート様な甘みを残してくれます。
公式サイトでのテイスティングチェック
さて、香りと味を十分堪能した後は、公式サイトのテイスティングノートを付けてみます。
どの程度理解できたのか、不安と楽しみ半分ずつという感じですw
こちらが私の成績になります!
私にしてはよく頑張った!w
香りと味を探すのに、今までで一番時間をかけたと言える位頑張りました。
これからも、少しずつ勉強していこうと思った次第です・・・w
今回テイスティングに使ったグラスはこちら
最後に・・・
オフィシャルボトルで、こういう遊び心があるのは楽しいですね。
ただそうなると、やはり低価格化と出荷本数増しをして欲しいなと思います。
\14,000というと結構なお値段ですし、気軽に皆で中々楽しめないので・・・。
今回は業務店がターゲット故の価格設定かも知れませんが、一般向けにもこういうボトルを販売してくれると結構盛り上がって楽しいんじゃないかなと思いました。