白角

      2016/11/18

ウイスキーの紹介

「端麗辛口」という、ウイスキーらしからぬキャッチコピーでの登場です。
しかも表ラベルにまで、その言葉が書かれています。

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この2016年4月の角瓶のラインナップ変更では、黒角は休売となりましたが、白角は生き残りました。
※もちろん通常の角瓶(黄角)は生き残っています。

私的には黒角は味が濃くて好きだったので、ちょっと寂しいですね。
さて、白角に話を戻しますw

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食中酒に適した「白角」の淡麗でやや辛口な特長はそのままに、よりすっきりとしたドライな味わいを実現、和食の繊細な味わいを引き立たせます。白州蒸溜所ホッグスヘッド樽原酒を使用することで、淡麗な味わいにさらに磨きをかけました。

参考;SUNTORY ニュースリリース No.9669(2007.1.16)

サントリーの解説通り食中酒向けという事で、公式おすすめの飲み方は水割りです。
和食にも合うという事では、以前「膳」というウイスキーを発売した事がありましたね。

白角の目指す味わいの方向としては、白州蒸溜所の原酒を使った爽快な味わいでしょうか。
甘さを抑えて、キレのある角瓶の水割りを目指したみたいですね。

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白角
alc.40%
容量700ml

サントリーのハイボール推しは、あくまでも黄角メインで、白角は水割り、黒角はロックと角瓶シリーズだけで色々な飲み方にも対応出来たわけですが、あのハイボールゴリ推しでは、白角も黒角もハイボールで!となっちゃうんじゃないでしょうかw

そうなると白角でハイボールとしての良さを引き出せるか、微妙だと思いますねー。
やはりここは黄角の出番かなと。

白角には白角に向いた飲み方があると思いますので、ちゃんと周知した方がいいような気がします。
どうせ飲むなら、美味しい飲み方で飲んで欲しいと思いますよね。

香りと味について

さて、このボトルデザインでの白角も最後になりそうです。

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色は薄いゴールドです。この辺が白州系の証でしょうか。

香り

香りは、爽やかな香りがするのですが、甘い香りは少なく感じます。
スモーキーさは、感じ取れませんでした。
爽やかな香りを少し感じましたが、白州系だからでしょうかね。

口に含むと、爽やかな味わいが広がりますが、複雑さ等はありませんw
若い原酒のピリピリしたアルコール感が伝わってきます。

最後の方には渋みというか苦味というか・・・少々雑味を多く感じました。
舌にオイリーな感じを強く残す味わいです。
まぁ、お値段に対する評価を出来るウイスキーだと思います。
ただしストレートで飲むウイスキーではなくやはり水割り等で割って飲むウイスキーという所です。

最後に・・・

黄角と白角の位置づけは、山崎と白州をイメージしているのでしょうか。
黒角が終売になったのは、そういう関係から整理対象となったのかな、なんて思っています。

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ボトルデザインも角ばったデザインに変更されたり(値上げもされたりw)と色々ありますが、昔からの銘柄も大事に残していって欲しいなと思います。

 - サントリー, 角瓶