白州NA

      2016/11/18

ウイスキーの紹介

サントリーの山崎と並ぶ看板商品の白州です。

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熟成年数が表記されていないこちらは、年数の若い原酒達も利用したシングルモルトとなっています。

ウイスキーブームの加熱っぷりが凄く、いずれの蒸溜所も原酒不足に悩み、その解決策として熟成年数表記を止めて、若い原酒を含め幅広く利用する形で供給を続ける形となりました。

白州には「白州10年」という商品がありましたが、先程の原酒不足が原因で現在は既に2014年3月に終売となっており、「白州10年」に変わる商品として投入されたのが、こちらの「白州」になります。通称「白州NA」ですね。

以前の白州10年は最低10年以上寝かせた原酒のみしか利用していませんでしたが、NA化によりもっと若い数年程度の原酒も使う事が出来る様になっています。

近所のスーパーでも、山崎NAと白州NAはよく見かける定番商品っぽいですが、売れている所をあまり見たことがありません。

しかし、供給量が凄いのか、品切れ状態はいずれの店舗でも見かけず、「安いなー!」というお店でのみ品切れしているといった所ですね。
この供給力には感心せざるを得ないですw

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白州
alc.43%
容量350ml

「森香るハイボール」としてもすごいプッシュしていますが、そんなにプッシュして原酒は大丈夫なのか、ちょっと不安になります。

原酒不足などで、また急に出荷制限とかあると消費者側は混乱しますし・・・。
その辺りもサントリーさんお願いしますっ!w

香りと味について

サントリーの看板商品の一つ、白州をいただきます

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色は明るいゴールドですねー。

香り

メンソール系の爽やかな香りがしますが、ちょっとツンときます。
若い樽由来の香りもありますが、爽やかな香りに負けている感じです。
少しフルーティな香りが奥の方にあるが、甘い香りではないですね。

一口頂いてみると、若さによるアルコール感が強く前に出てきますね。
フルーティさや、甘みよりも熟成が足りていないが故の、トゲトゲした感じが強いです。
香りで感じるよりも、飲んでみると若い原酒を強く感じる事が出来ます。

この若い原酒ならではの、辛さというかトゲトゲしさというか、この刺激が好きな方はハマるのではないでしょうか。

サントリーもこの特徴を捉えた上での、ハイボール戦略という事でしょう。
できれば、この価格位になればストレートやロックでも楽しめるといいのになー、と思います。

最後に・・・

やはりNA化による、若い原酒達の強さが前面に出てきており、12年以上の熟成品とは違うなぁと痛感いたしました。

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今後は白州12年なども終売とならないか不安ですが、何とか上手く乗り切って欲しいですね。
白州にエイジモノが追加されるのは、しばらくはなさそうな気もしますので、この白州NAをぜひとも磨きをかけて欲しいと思います。

 - サントリー, 白州