山崎ミズナラ2017 EDITION

   

2017年10月3日に1500本限定で発売された山崎ミズナラ2017 EDITIONですが、販売本数は1500本で、内200本のみが公式での抽選販売となりました。
山崎ミズナラ2017 EDITION入手時の記事はこちらへ

この山崎ミズナラ2017 EDITIONですが、奇跡的に当選しましたので購入したわけですが・・・
中々開ける勇気も無い割に飲んでみたいという気持ちだけはありました。

山崎ミズナラ2017 EDITIONの紹介

そんなこんなでいつ開栓しようかと葛藤していた所・・・とあるルートで50ml程分けて頂ける運びになりました!

50mlもあれば、十分に楽しめる量でもありますので感謝しまくりです。

じっくり味わいつつ少し加水したり等、色々な飲み方も楽しみたいなと思っておりましたので・・・。
もちろん無料という訳にはいきませんので、ほぼ原価で50mlも分けて頂く事になりました。

サンプル瓶も高島屋のタプロースの量り売りの時の瓶がありますので、それに分けて頂きました。
タプロース17年の量り売りの記事はこちらへ

これは本当に嬉しいですね。
じっくり楽しみたいと思います。

しかも多分50mlよりも多く入ってます・・・!

香りと味について

さて、超お楽しみのテイスティングです。

色は非常に綺麗な琥珀色で、円熟みを表すかのような深い色が若干出ています。

香り

香りはサンプル瓶を開けた途端に、甘くスパイシーな香りが溢れてきました。
さすがに圧倒されました。

グラスに鼻を近づけると何とも言えない香りが...
華やかな香りとよく表現したりしますが、まさにその言葉通りです。
柑橘系を感じさせる香りと、スパイシーな香りが混じり合い、甘く深い香りが漂います。

山崎蒸溜所で飲んだミズナラ原酒よりも濃い香りがします。
これが長期熟成のミズナラの影響なんでしょうか・・・。
樽熟成を感じつつも、くどくならずに心地良さを感じます。

伽羅の香り等とありますが、本物の伽羅の香りを知らないので何とも言えないです・・・。

口に含んでもアルコールのトゲトゲしさを感じない所は、18年もの熟成期間とブレンダー陣の凄さでしょうか。

香りで感じた柑橘系よりも先にスパイシー感と甘さが前に出てきますが、これもまた上品な甘さで素敵な甘さです。
樽熟感も抜群で、ウッディな感じも途切れる事なくいつまでも続く様です。
(ウッディ感は強く出ていると思います。)

一滴だけ加水すると、一気に蜜の様な甘い香りが広がりました。

その後は公式のテイスティングノートにもある通り、シナモンの様な香りが広がりウッディ感が少々強めにきますが、余韻は長くしっかりとした味わいですね。

この余韻の長さと味わいの深さや厚みは、山崎25年を思い起こさせてくれました。

本当に素晴らしいボトルだと思います。

最後に・・・

2016年はシェリーカスク、2017年はミズナラカスクと山崎を代表するラインナップですし、今から2018年の限定が気になりますね。
この山崎ミズナラ2017 EDITIONですが、蒸溜所の有料テイスティングカウンターで頂くミズナラ原酒とはまた違う、素敵な表情を持つサントリーさん渾身の一本かと思います。

今回は山崎18年ミズナラエディションを50mlも分けて頂いた事に感謝しつつ、自分のボトルはいつ開ける勇気が出るのかな・・・と悩みつつグラスを空にしましたw
後の残りは、大事に大事に飲んでいきたいと思います。

 - サントリー, 山崎