白州12年
2018/05/15
先日、信州繋がりで白州について触れましたので、ちょっと信州方面を続けてみます。
→マルス蒸溜所のツインアルプスの記事はこちら
白州蒸溜所は写真でしか見たことがないのですが、緑が多くて自然に囲まれた蒸溜所ですよね。
空気の綺麗な蒸溜所で頂くお酒は、本当に美味しいですよね。
白州蒸溜所も機会があれば、是非行って見たい蒸溜所の一つです。
ウイスキーの紹介
さて、今回は白州の中でも、中核となる12年のご紹介をしたいと思います。
白州12年は、1994年に発売されましたので、2016年現在では、12年ほど経過するわけですね。
丁度販売開始した頃の樽が、12年で使える頃ですねー。
白州の熟成モノとなると、この12年になるんですよね。
以前、白州NAの記事でも書きましたが、白州10年が終売となってしまったわけです・・・。
そして、白州NAが登場したわけです。
→白州NAの記事はこちら
その為、エイジモノの一番若いのがこの12年という事になります。
1994年に発売。森の蒸溜所「白州」で生まれた酒齢12年以上のモルト原酒を吟味したシングルモルトウイスキー。甘く柔らかいスモーキーに新緑の香り、爽快な果実香が漂う。フルーティでコクがあり、後味はキレがよい。
参考;製品ラインナップ シングルモルトウイスキー 白州 サントリー
という風に公式でもアナウンスされている通り、緑溢れる香りと軽めなスモーキーさを持ち合わせた素敵なウイスキーですね。
そして白州シリーズもまた、各種コンテストで受賞されている等、華々しい歴史を持つボトルです。
白州12年
alc.43%
容量700ml
昔の価格なら、ハイボールでの飲み方も気楽に出来ましたが、ここまで価格が高騰してしまうとハイボールにするのも気持ち的に無理がありますw
白州NAをハイボールで、白州12年はストレートかロックで。という感じですかね。
|
香りと味について
それでは、白州12年のテイスティングに移りたいと思います。
色は白州NAとは違って、綺麗な琥珀色ですね。
香り
柑橘系の爽やかな、スーッとする香りがします。
青リンゴの様なフルーティな香り。スモーキーさも感じる。
当然かも知れませんが、白州NAよりも若葉感が強くて爽やかさを引き立てますね。
強くはありませんが、甘いバニラ香も感じ取れました。
ただ甘い香りよりも、森をイメージした爽やかな香りが強く、これこそ白州という感じですね。
味
口に含むと、香りと同様に青リンゴを感じますねー。
その後は、スモーキーさが強くきますが、意外にも甘みも出てきます。
ドライというかキレはいいのですが、甘みは意外です。
その後、酸味が少々ありましたが、この酸味がある方が全体を締めてくれていいですね。
山崎とは違う、爽やかさが個性的な味わいですね。
最後に・・・
白州も山崎同様に、NA化されたわけですが、こちらもやはり12年以上は何とか維持して欲しいですね。
12年以上になると、味わいにも奥行きがあり、じっくり頂くのにも向いていますし。
キャッチコピーの「森香る白州」とは上手く言ったもので、香りや味をこの一言に凝縮されている感じですよね。
白州12年は、ウイスキーに慣れていない方々にも、飲みやすくおすすめできるボトルですね。