ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート

   

更新が滞っていたというよりも、閉鎖したのかという程の未更新期間が続きましたが、その期間も着々とウイスキーで散財しておりました。

さて、ニッカから数量限定品とはいえ、久しぶりの新商品としてリリースされたボトルですので、このブログでもレビューしたいと思います。

フライングゲットも当然の様な感じになってきたニッカの新製品群ですが、今回も前回同様にフライングゲットされた方が多数という状況で、もはや発売日の意味がなくなってきた感じがします。

ブラックニッカディープブレンドエクストラスイート

ブラックニッカ60周年記念としてスタートした、ブラックニッカ限定シリーズですが、ブラックニッカブレンダーズスピリット、ブラックニッカクロスオーバー、ブラックニッカアロマティック、ブラックニッカリッチブレンドエクストラシェリーと続き、9月11日発売のブラックニッカディープブレンドエクストラスイートで5作品目という事になります。
正直な所、思ったよりも継続したブラックニッカの限定シリーズです。
今回は通常のブラックニッカディープブレンドの45%よりも、アルコール度数を若干上げて46%というスペックです。

余市原酒と宮城峡のモルト原酒を使いつつ、甘味をグレーン原酒でコントロールしたブレンドの様です。
新樽で10年以上もの期間を熟成されたモルト原酒がブレンドされており、樽香もかなり期待できるものと思われます。

前回のアロマティックも甘味を強調したボトルでしたが、今回のディープブレンドエクストラスイートも同じ方向性の甘味重視という事で、やはり市場の需要的には余市系のピーティなウイスキーよりも宮城峡系の甘味が強調されたウイスキーの方が一般では需要があるんでしょうね。

ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート
alc.46%
容量700ml

香りと味について

さて、それでは新商品の味わいを確かめていきたいと思います。
通常のディープブレンドも好きな味なので、私的に期待をしてしまいます。

箱の裏にはテイスティングノートが記載されています。

安定のグレンケアンで頂きたいと思います。

香り

香りは少々アルコール感が目立ちますが、その後は狙い通りの樽香由来のウッディ感を感じます。
バニラ、チョコレート。スパイシーな感じもします。
少量の加水でピーティーさが現れてきます。

口に含むと香りで感じた樽由来のウッディさがよく現れてきます。
グレーン由来の甘味も程よくいい感じではないでしょうか。

余韻はバニラ香の後にしっかりとしたビター感。
味の方も香りと同様に少量の加水で、厚みが出てくる感じですね。

想像以上に、スモーキーな感じもして、正直意外でしたw
ちょっと余市よりな感じで、普通に美味しいですね。

最後に・・・

ディープブレンド好きな私の期待に、しっかりと応えてくれたボトルだなと思いました。

ブラックニッカシリーズの限定商品のリリースも嬉しい事ではありますが、今回の一連のリリースの結果を含めて余市、宮城峡にシフトしてもらえれば嬉しいですね。

同時に通常のブラックニッカ ディープブレンドのパッケージも一新されますが、どうやら中身は変わらぬままのようです。

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