ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー

      2018/05/30

更新していない期間も、マイペースに相変わらず買ったり飲んだりはしており、結構散財しておりますw

ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリーを少しフライングで入手致しましたので、早速レビューしたいと思います。(とは言っても、1日だけのフライングですが)

ただ、今回は店頭で無事に箱付きを購入する事が出来たので、ちょっと嬉しいですw

また明日以降に楽天市場でオーダーした分が到着する予定になっていますので、その辺りの個人的な期待も込めてじっくり飲んでみたいと思います。

ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリーの紹介


↑いつものコースターに乗せるを忘れてしまいました・・・w

ブラックニッカ限定シリーズとしては3部作で幕を閉じましたが、今度はブラックニッカ リッチプレンドブレンドからの派生商品として、数量限定商品として「ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー」が、2018年5月29日(火)に発売される事になりました。

まだブラックニッカシリーズ推しが来るとは流石に思っていませんでした。

マッサンブームが落ち着いた今、スーパーニッカで来るのかも・・・等と思っていましたが、大ハズレでした。

ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリーのボトルのラベルは、以前懸賞の抽選商品であったリッチブレンドのシェリーバージョンに似た外観です。

あの商品は当然当たりませんでしたので、口にする事が出来ずだったので今回でカバーしますw

使われているカラーもシェリーを強く思わせる色使いで、中々オシャレな感じがしています。

ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー
alc.43%
容量700ml

香りと味について

それでは早速ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリーを飲んでみたいと思います。

グラスはいつものグレンケアンにしました。
香りに出会うグラスにしようかと思いましたが、あえてフラットなテイスティングをする為にこちらを選択。

一番気になっている所は以前の記事でも書いた通り、ブラックニッカ アロマティックと思いっきり被りまくりな商品コンセプト。
この短期間に同じコンセプトに見える、ラインナップをぶつけてくるとは全く想像してませんでしたw

モロ被りするリリースですが、いかにブラックニッカ アロマティックと違うスタイルに仕上げて来たのか、興味津々でした。
リッチブレンドの個性でもある、甘味をどう纏めたのか気になる所です。

香り

結構甘めの香りが強いですが、グレーン由来の甘い香りとシェリー由来の甘い香りが混じっている感じです。
フルーティな洋ナシの様な香りもしますが、その奥にはニッカのシェリー系らしい(?)硫黄系の香りも。

このニッカらしさが強調されていたらどうしようと思いましたが、流石にそんな心配は要らなかったようです・・・。

43%のアルコール度数が示す通り、全体として濃い味わいに仕上がっています。
一口飲んでみると、アロマティックよりも濃い味わいであるとわかります。
フルーティな感じも広がりますし、香りに負けず甘い味わいが中心となっており、個人的な好みだけで言えばアロマティックよりもいい感じで好きですね。

グレーン由来の甘みも嫌味が無く、まろやかさを全体に与えてくれているようです。

余韻は、樽熟成由来と思われるほんのりとしたビターチョコ感が心地よく続きます。

アロマティックを更にシェリー樽をメインとして進化したモノがこのブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリーの様な気がします。

結構シェリー感も強いですが、樽感も負けていないという感じです。
この価格でもありますので、若い原酒のニュアンスもありますが、それらをシェリー系のちょっと強めの個性で塗りつぶしたという感じにも受け取れる感じがた所は残念な点かと思いました。

ただ、このシェリーカスク至上主義なマーケットを鑑みれば、やむを得ないかなと。
むしろ頑張っている方だと思っております。ニッカらしいですよね。

最後に・・・

ウイスキーのマーケットを見てみると、エイジモノの需要は衰える所か凄まじい勢いですので、当面はNA路線がメインになるのかなと感じています。

余市や宮城峡、スーパーニッカのラインナップあたりでもスポット商品が販売されれば嬉しいのですが・・・w
原酒が枯渇状態な中、父の日商戦としてもリリースの大事さというのがある事もわかりますが、ブラックニッカオンリーではない新たな道のニッカも見てみたいと思います。

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