マッカンガス12年
2016/11/18
このボトルはあまり見かけた事もなく、ちょっと珍しいかなと思います。
見た目的にちょっと胡散臭い感じがする所も、気になっていい感じです（おい！）
ウイスキーの紹介
今回は、マッカンガス12年のテイスティングをしたいと思います。
グレンファークラス、リンクウッド、ハイランドパーク、プルトニー、ラガヴーリン、グレンロセスなどの蒸溜所のモルトをブレンドしているそうです。
マッカンガス自体はちょっとマイナーなボトルですが、いい原酒をブレンドしていますよねー。
それもそのはず、シーバスリーガルの最終レシピ候補となったものなんですよね！
最終的に採用されなかったレシピを、この様に違う銘柄としてリリースされたんです。
残念ながら既に終売となってしまっておりますが、これだけいいブレンドをしているのもあまり無いと思いますので、終売となってしまった事が本当に悔やまれますね。
このマッカンガス12年ですが、原酒となったモルトが全て公開されており、意外に胡散臭くないボトルです・・・。
胡散臭いどころか、むしろちゃんとオープンにされている本格派スコッチ・ウイスキーなんですよね！
このレシピを惜しげもなく公開する潔さは、素敵ですよねー。
隠して当たり前の部分ですが、そこをあえて公開するというのは自信の現れでしょうか。
マッカンガスにはこの12年以外に5年もありますが、5年は店頭に残っておらず売っていなかった為、今回は12年のテイスティングになります。
マッカンガス12年
alc.
容量700ml
香りと味について
マッカンガス12年のテイスティングをしたいと思います。
色は、明るいレモンカラーですね。
香り
アルコールの香りも少々しますが、モルトの香りが強いですね。
スパイシーな香りの奥に甘いカラメル香。
酸味のあるフルーツ。オレンジピール。
味
口に含むと、思ったよりも軽い飲み口ですね。
もう少しスパイシーな感じがきついのかなと思いましたが、比較的飲みやすいですね。
香りで感じたモルトが広がった後、甘いカラメル的な風味を最後に感じます。
余韻は長くはありませんが、カラメル香と樽熟由来と思われる酸味・渋みが心地よく残ります。
最後に・・・
シーバスリーガルの最終レシピ候補だったわけですが、その内の一つであったマッカンガスも終売となり完全な幻になってしまいました。
売っている所を最近では本当に見てませんので中々探せませんが、シーバスリーガルファンの方はぜひ一度飲んで頂きたいと思いました。