ブラックニッカ8年

      2016/11/18

ブラックニッカシリーズもバリエーションが豊富ですが、昨年の終売騒動の対象となってしまったボトルでもあります。

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お手頃な価格が、嬉しい商品でもありましたので、非常に残念です。
ブラックニッカシリーズの記事はこちら

ウイスキーの紹介

ブラックニッカシリーズで、唯一年数表記があるボトルになります。
そう思うと、ちょっと意外ですね。

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このブラックニッカ8年ですが、コアなファンが多いんですよね。
何故かと言うと、ブレンデッドとは言うものの8年という熟成品なんです。

この味わいで、この価格!
これこそがこのブラックニッカ8年のウリですね。

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8年モノが\1,500程度で売っているのは驚異的な安さだと思います。
ニッカでのブレンデッドでエイジモノというと、ザ・ニッカ12年だけになってしまったのではないでしょうか。

このブラックニッカ8年も、店頭で見かける事が少ないボトルでした。
私個人が思う事ですが、このブラックニッカ8年は宣伝においても、もっと優遇されて然るべき商品だったような気がします。

しかしながら、日の目を見ないまま静かに消えていくボトルとなってしまい、非常に寂しい気持ちでいっぱいになりました。

このボトルは売り方次第で、ニッカ商品の軸にもなれたのではないかな、と思っています。
まぁ、もう終売となってしまった今では、どうしようもありませんが・・・。

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ブラックニッカ8年
alc.43%
容量700ml

香りと味について

終売品の開栓はいつも緊張してしまいますw
さて・・・ブラックニッカ8年を開栓いたしますっ!

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色は琥珀色というよりも、茶褐色が薄くなった感じですね。

香り

まず華やかな香りが出てきます。
若干、ツンときますが、たいしたキツさではありません。

むしろ、そのマイナス要素をかき消す、樽熟成の香り。
甘いシロップの様な香り。

一口含むと、香りと同様に華やかな香りが広がります。
そのまま、華やかな香りと甘いシロップ調な香りが鼻へと抜けていきます。

アルコールのツンとした香りを感じましたが、実際口に含むとまろやかさの方が目立っていて、気になりませんね。

余韻は決して長いわけではありませんが、程よい樽の感じと甘み等が入り混じった素敵な余韻です。

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これはコスパが良すぎですよー!ファンが多いのも頷けますね!

最後に・・・

ブラックニッカ8年の様に、低価格帯ながらエイジモノ(で、しかも美味しいw)という商品を再度リリースして欲しいと願っています。
ただ、今の状況のままでは間違いなくありえないでしょうし、リリースされても値段相応となってしまうんでしょうね・・・。

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またブラックニッカ8年に出会ってみたいものです。

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